05331-181127 SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Artの描写力が素晴らしくて常用レンズの座に〈写真はゴブランのお料理をsd Quattro Hで撮影〉
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標準とされる50mmより少し広角で使い勝手がいい。
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掲載した写真は、すべてSIGMA sd Quattro H + 40mm F1.4 DG HSM | Artで手持ち撮影したもの。
長らく 24mm F1.4 DG HSM | Artを原則レンズとして使ってきましたが、今後は 40mm F1.4 DG HSM | Artで行きます。
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shio.iconが使うレンズ交換式カメラには、必ず「原則レンズ」を決めます。 基本的に、
明るく(F値が小さく)
寄れて(最短撮影距離が小さく、被写体までできるだけ近づくことができて)
コンパクト(小型、軽量)
という三拍子揃った単焦点レンズ(ズームしないレンズ)。
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40mm F1.4 DG HSM | Artはどうか。
明るさ、申し分ない。
そしてこのカレー、ほぼ最短撮影距離で撮影しています。ここまで寄れれば言うことない。
最後にコンパクトさ。このレンズはまったくコンパクトではない。
でもいい。これだけの描写力を得られるなら、その光学性能が優先。
sd Quattro Hはちゃんと写すカメラだから、レンズも最高性能を。
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さて、この記事には成蹊大学近くのビストロ「ゴブラン」のランチで撮影した同じ写真を2枚ずつ掲載しています。 1枚目(大きい方):sd Quattro Hで撮影したrawファイルをシグマ純正の無料RAW現像アプリ「SIGMA Photo Pro 6.6.1」でRAW現像したファイル。ホワイトバランスだけ直し、他は何も補正していません。 2枚目(小さい方):カメラが生成したJPEGファイルそのまま。
デジタルカメラにおいて「現像」とは、カメラ固有のrawファイル(ローファイル・生ファイル)から汎用の(一般的などの環境でも表示可能な)JPEGファイル(など)を生成することを意味します。決して「プリントする」という意味ではありません。 https://flic.kr/p/2bM5hh2 https://farm5.staticflickr.com/4837/45142337745_cd5f274cd7_z.jpg
スープの黄色い部分を見ると、違いがよく表れています。
rawファイルから現像した写真(1枚目・大きい方)は、黄色が綺麗に発色しています。一方、カメラのJPEGファイル(2枚目・小さい方)は、明るい部分が白く飛んでいますし、諧調が滑らかではなく、まだらになっています。
「カメラのJPEGファイルでは白く飛ぶけれどrawファイルではちゃんと色がある」とわかっていて、この露出(センサーに与える光の量)を与えて撮影しています。shio.iconにとっての適正露出です。
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これこそ、シグマのカメラの素晴らしさのひとつ。
明るい部分から暗い部分まで、写し取れる範囲(ラチチュード・許容度)が非常に広いのです。
明るすぎると白く飛び、暗すぎると黒く潰れるのが写真。それをうまく使って表現するのが写真の面白さ。
SIGMAのカメラは、その範囲が広いため、明暗だけでなく、色の濃淡や色彩を存分に表現できるのです。
実物通りの色が出る。
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カメラが生成するJPEGファイルだと再現できる明暗の幅に限界があるため、早めに白く飛んでしまうのです。rawファイルには光線の情報がたっぷり取得されているので、それを引き出すのがraw現像。
普段の写真はすべてカメラが生成したJPEGファイルを掲載していますが、このように飽和しやすい(白とびしやすい)色の場合はraw現像します。raw現像した場合はその旨記載してこのブログに掲載していますので、特に注記がない限り、カメラのJPEGファイルです。
次の写真は奥のパン。
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上のrawファイルでは黄色く実物通り淡い黄色。
下のJPEGファイルだと白く飛んでいます。
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ありのままの色。
ありのままの形。
ありのままの光。
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それを繊細に写せるから、SIGMAのカメラとレンズを使う。
最新の40mm F1.4 DG HSM | Artでsd Quattro Hの描写力を引き出します。楽しい!!
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